建て主、生垣をつくる

四街道の家

ブログでお伝えはしていませんでしたが、

「四街道の家」は、3月末に引渡をしていました。


昨日、3カ月点検と、ポストと表札、ソファーの打合せで伺ってきました。

四街道の家201606外観

生垣の骨組みが、ほぼ出来あがっていました。

設計当初より、境界線上の塀は、建て主さんがご自分でつくる

ということになっていました。

しかし、上手につくるもんですね~。

この竹の骨組みに植物を絡ませて生垣ができあがります。

生垣を通過するときに、風が植物の水蒸気で一旦冷やされ、

自然を利用した冷房になります。

また、植物はしなやかなので、強い風が吹いても壊れませんし、

地震が起きても、ブロック塀の様に倒れて人に危害を加えたり、

道路を塞いだりしません。

そして、緑被率や緑視率をあげて、まちなみ向上や環境負荷低減に貢献します。


内部も、置き家具なども配置され、建て主らしい空間になっていました。

また後日、撮影をさせていただき、その後ホームページでアップします。

ダイニングスペースのすぐ脇に設けた“小さなスタディスペース”で

今年から小学生になったお子さんが勉強していました。

四街道の家201606スタディスペース

予定通りちゃんとスペースを使ってくれていて、良かったです。


いろいろとお話をお聴きした中で、あー、つくって良かったなぁって

思ったのは、

「お風呂に入って、子供と空を見上げて、星や月を見るんです。

星が見えるね~とか、月が見えるね~って

子供と話しながら入れるのが凄く良いです」

って、ご主人が仰ったときの顔がとても印象に残りました。

この家のお風呂にも坪庭を付けているんですが、

当初は、上からのぞかれないように坪庭にパーゴラを

つけようとしていたんですが、ご主人が、空を見ることが

できなくなるので、取り合えず、いまはパーゴラ無しにして下さい

ということで、空が見える坪庭にしたのでした。これが良かったですね。

それと、奥さんのお話で、

「いまは、夫婦の寝室で家族4人で寝てるんですけど、

窓から月や星が見えて、“ほら、見えるよ”って子供に言って、

窓際に布団をズラして、月や星を見ながら寝るんです」

というエピソードを聞いて、これも、凄くいいなぁって

思いました。

凄く豊かな暮らしをしてくれてるんだなぁ、

家族での暮らしを楽しんでくれてるんだと

思って、この家をつくって本当に良かったと

つくづく思った一日でした。






「四街道の家」


四街道の家

千葉県四街道市

構造規模:木造2階建て

家族構成:夫婦+子供2人

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