2017-01

Posted on 2017-01-31
引戸

あまり気がつかれてはいないのですが、

私が設計する家は、内部の出入口に関して、ほぼ100%引戸にしています。

引戸の方が生活する上で邪魔になりませんし、

風を通すために「少しだけ開けておく」ということがしやすいです。

引戸にすることぐらい簡単だと思われるかもしれないのですが、

引戸の場合は、それを引き込むための壁が必要になります。

しかも、全部の出入口を引戸にするということになりますと、

“ こちらの引戸を優先させるとあちらの引戸が引けなくなる ”

ということが起ったりします。

プランに制約が出てくると言うことになります。

それでもやっぱり引戸にしたいと思って、つくっているのです。

ただ、浴室はハンガーレールに浴室用が無いので

しかたなく開戸にしています。

玄関も、ハンドルや鍵(サムターン)が引きこむときに邪魔になり

引き残し寸法を大きく取り必要がありますので

引き代(引き込む部分のスペース)が取れる場合は

必ず引戸にする様にしています。

現在設計中の成田市のマンションリノベーションでも

浴室以外は全て引戸にしていますし、

いまやっているプランも、全て引戸で考えています。




ご自宅を検討されるのであれば、出入り口を引戸にすることを

お考えになられることをお薦めします。




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Posted on 2017-01-30
木を隠すことで木が出てきました

南房総市「白子の家」は、ボード張りが進められ、

下地の木が隠されていくと同時に、あらわすべく計画した木が出てきました!

現場に着くなり、建て主さんとバッタリ遭遇しました!

で、早速、建て主さんは施主工事である内部枠や棚の塗装を始めました!!

難しい仕事では無いのですが、根気のいる大変な仕事です。

そんなときでも、にこやかな建て主さん。素敵です。

棟梁は、棚の取付や取付けた部分の防湿層を整えたり、

造作家具の製作をしていました。

「白子の家」には、ちょっと変わった部屋があるのですが、

今日は、入口部分のみ紹介します。

にじり口の様な低い入口から入る部屋があるのですが、

詳しいことは、また後日ご案内します。

木製引込戸の枠も付き、

もうすぐ仕上工事が始まります。

外から見ると、マキの木がなんとも良い雰囲気を醸し出しています。笑

中から見ると、夏ミカンの実の橙色がアクセントになって

良い風景をつくっています。




一足飛びで、もう完成して欲しい!!と、思う気持ちもありますが、

あせらずに、しっかりした仕事をしてもらって

良い家に仕上ていきたいと思います。




「白子の家」

白子の家2回目模型木製全開サッシ正面

千葉県南房総市

家族構成:夫婦+子供2人

構造規模:木造平屋建て(一部ロフト)

設計監理:野口修アーキテクツアトリエ
tel 043-254-9997


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Posted on 2017-01-29
ちばの木

現在工事中の南房総市「白子の家」は、

千葉の杉を構造材に使っています。

これは建て主さんのご希望だったのですが、

見積してみたら高くて、ちばの木を使うことを断念した経緯があります。

一般社団法人千葉県木材振興協会からの情報提供や

手続きの仕方のバックアップもあって、再度、ちばの木を使うことを

検討して行きました。

工務店さんの協力もあって、ちばの木を使うことによる

工事費のアップも許容範囲に納まり、

ちばの木を構造材に使うことが実現できました。




(認証された)ちばの木を構造材の全部の量の50%以上

(又は床面積1平米あたり0.1立米)を使うことで最大で25万円の補助金が出ます。

結構沢山もらえますね。

その25万円の補助金のお蔭と、工務店さんの上手なやりくりのお蔭で

建て主さんの「千葉の家をちばの木で」という、至極普通の希望を

叶えることができました。

具体的には、柱、梁、桁、母屋、棟木、垂木をちばの木にしています。

(間柱もちばの木ですが、申請外)






来年度も、ちばの木の補助金事業は継続されると言うことですので

新築をご検討の方は、是非ご検討いただければと思います。




設計の立場からは、折角ちばの木を使うのであれば、

ちばの木が魅力的に感じられるような使い方をしたいと思い、

設計を進めていったつもりです。

隠す材料と、あわらす(見せる)材料の区分けをして

ちばの木が空間と調和するように考えたつもりです。

継手と言って、距離のある場所では木を継ぎ足す部分があるのですが、

その部分も見えてくるので、

大工の素晴らしい手仕事を残すように「金輪継」という継手で

継いでもらっています。






ちばの木を使う場合、製材所から工務店の下小屋(加工場)に搬入して

上で書いたような継手などの加工をするので、

出来る限り、そういう下小屋を持っている工務店に

仕事をお願いする必要があります。

プレカットでも出来るとは思いますが、ちばの木をあらわしにする場合、

「金輪継」や「追掛大栓継」ができないので、

見え方としては少し残念な気がします。

ちばの木を使うなら、やはり手刻みが良いでしょう。






「白子の家」も、こうしていろいろと検討しながら、

ちばの木を使った素朴な空間がもうすぐ出来あがろうとしています。

楽しみでもあり、少し寂しくもあります。笑






「白子の家」

白子の家2回目模型木製全開サッシ正面

千葉県南房総市

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Posted on 2017-01-28
天井仕上

南房総市「白子の家」は、3月完成に向けて

現場は大工さんを増員して工事が進められています。

ほとんどの部分の天井は、屋根の小屋組みがあらわしになるのですが、

廊下や洗面、トイレ、籠るための個室は、天井が張られます。

これで仕上が終わっています。

建て主さんが自ら塗装したラワンベニア仕上です。

いまの段階では、よくわからないのですが、

他の部分がキチンと仕上ってくると、

なんでもないこの “ ラワンベニアの天井 ” が活きてくる予定です。笑

ちなみに、うちのアトリエの天井も同じラワンベニア仕上です。

四街道の家の2階の廊下も、寝室子供部屋もラワンベニア仕上です。

樹木希林さんが出ている

三井のリハウスのCMの素敵な家の天井もラワンベニアですね。




「白子の家」

白子の家2回目模型木製全開サッシ正面

千葉県南房総市

家族構成:夫婦+子供2人

構造規模:木造平屋建て(一部ロフト)

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Posted on 2017-01-27
軒の出

昨日は “ ダイレクトゲイン ” について書きました。

そのときに軒の出について少しふれましたので、

今日は “ 軒の出 ” の事例をアップします。





大原の家


印旛の家


アオハダの家


アオハダの家


アオハダの家


白子の家


蓮田の家


蓮田の家




ある程度敷地に余裕のあるときは、軒を深く取る様にしています。

そうすると「軒下空間」が生まれます。

この「軒下空間」は、外部なのに内部の様な曖昧な空間で

開放的なのに、安心感も同時にあると言う

不思議な心地良さを持った場所になります。

ダイレクトゲインのことを書いたときにも少しお話したように

この軒の出が、日射をコントロールして、

夏は日陰をつくり涼しさを

冬は奥まで日差しを届けて暖かさを得ることができます。

また、軒を出すことで外壁を保護する機能もあります。

不意の雨には、雨宿りだってできます。

そう言えば最近雨宿りって言う言葉を聞かなくなりました。

軒が無い家が多いからでしょうか。




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Posted on 2017-01-26
ダイレクトゲイン

寒い日が続いてますね~。

こんなに寒い日でも、日向に居れば結構暖かいです。

家の中でも同じで、太陽光が入ってくれば、

それだけで結構暖かいのです。




ソーラーパネルを使って、電気をつくり、

高性能と言われる機械で暖房するのも、

最後の手段としては必要だと思いますが、

先ずは、太陽光そのものをそのまま使うことを考えたいです。


ANA nHOUSE


2to3 HOUSE


大原の家


西船の家


印旛の家


蓮田の家


これらは、南側に設けた大きな窓から直接太陽光を取り入れている様子です。

こうして直接太陽光を取り入れる手法をダイレクトゲインと言います。

まずは、機械に頼らない方法で熱を得ることを考えたいですね。

しかも、この方法はアイディアだけですので、費用はかかりません。

とは言え、軒の出で日射を調整するので、軒の出の工事費は掛かります。

軒の出のことを書いたので、補足しますと、

軒の出を深くするなど、キチンと考えると夏は日射を遮り室内が涼しくなり、

冬は日射が室内まで届き暖かくなると言うことが可能になります。

そして、この仕組みは故障すると言うことがありませんし、

ランニングコストも掛かりません。

エアコンなどの機械の場合は、故障しますし、

ランニングコストはどうしても掛かってきてしまいます。

ソーラーパネルだって、故障やメンテナンスのリスクがあります。




エアコンなどの機械やソーラーパネルの利用も最終的には必要だとは思いますが、

まずは、機械仕掛けで無いものから考えたいですね。




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Posted on 2017-01-25
学大×建築家

今日は、午前中から夕方まで「学大×建築家」の会議をしていました。

昨年のワークショップはイベントの成果や反省、

今後の活動目標やイベントのことなど。

今年も、学大×建築家らしいイベントを企画し、実施していけたらと思います。

そのときは、またここでイベント情報などアップしますので

よろしくお願い致します。


学大×建築家の活動も1年を過ぎ、それなりに見えてきたこともあります。

ただ、まだ1年しか活動していないのでわからないことだらけというのが

現状です。わからないことだらけだからこそ、怖いもの知らずで

やれることも多いのかもしれませんので、失敗を恐れずに

積極的にいろんな活動をして、地域に貢献できればと思います。

そして、学大×建築家として初めてご依頼をいただいた仕事も進んでいるようで

そのことも近い将来、学大×建築家のページでご覧戴けると思います。

でも、1年でこうして成果をご覧戴けるようになったのは、

我ながらすごいなぁ~と思います。

今後も、どうぞ学大×建築家をよろしくお願い致します。

もちろん、野口修アーキテクツアトリエも、引き続きよろしくお願い致します。

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Posted on 2017-01-24
5年前

5年前(2012年)の今日は「加曽利の家」で製作キッチンや家具の

引出や引戸を付けていました。

この間のことの様だけど、あれから5年も経つんですね~。

いま思うと、テレビからの依頼以外で、戸建住宅のリノベーションを

はじめてやったのは “ 加曽利の家 ” でした。

この家の経験があったから、

その後のリノベーションの仕事に活かすことが出来たんですよね。




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Posted on 2017-01-23
ロフト

こうして住宅の設計をしていると、

“ロフトをつくって欲しい”というお話を結構いただきます。

屋根裏の有効利用にもなるし、居室の風を抜くのに役立つときもあります。

千葉市の場合は、ロフトの窓面積の規制が無く、

風を抜くのに十分な窓を確保することができます。

下の3枚の写真は“アオハダの家”のロフトを見上げた写真ですが、

横幅いっぱいに窓を設けています。

船橋市の場合は、ロフトの窓は床面積の1/20までと決まりがあるため

大きな開口が出来ずに、風を抜くには千葉市に比べて不利ですが、

窓が無いよりは良いです。

下の2つの写真は“三山の家”のロフトです。

床は、ベニアまで大工さんがつくり、その上に張るタイルカーペットは

建て主さんの自主施工にしてコストを抑えています。

ちなみに、タイルカーペットはホームセンターで

簡単に手に入れることができます。

しかも、施工も簡単で、嫌な臭いもありません。

同じく船橋市の施工例ですが、

下の2枚は“西船の家”のロフトです。

ロフトをつくる場合、断面計画を綿密にする必要があります。

無駄に高さを取らないように、逆に低くなると入ることが出来ないので

出入りするのに十分な高さを確保する必要があります。

そして、ロフトは一番高いところで1.4メートルまでと

法律で決まっているので、その高さが天井となります。

その低さを活かす小屋裏空間をつくるように心がけています。

いま工事中の“白子の家”にもロフトがあります。

完成しましたら、またここで紹介させていただきます。




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Posted on 2017-01-22
テニス

昨日の全豪オープンのナダルの試合、

ナダルの諦めない姿勢に感動しました。

今日の錦織圭とフェデラーの試合、

いまも試合中です。

錦織圭にも、最後まで諦めずに

頑張ってもらいたいです。

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