2016-06

Posted on 2016-06-30
雨無

切り文字サイン

今日で6月も終わりです。

千葉は、今日も雨が降らず。

明日から、暑い日が続くようです。

雨が降らずに梅雨が明けて、夏が来るのでしょうか。

 

Posted on 2016-06-28
ベンチの味

日曜日に「ちはら台の家」へ2年点検で伺ってきました。

うちのアトリエは、お引渡しをして3ヵ月、6ヵ月、1年、2年の

定期点検を行っています。2年目以降は、随時点検しています。


点検に伺ったのに、

「まあまあ、先ずは、暑いから自家製の梅ジュースをどうぞ」

と、丁度いい酸味の梅ジュースをいただき、

「これは、近所のケーキ屋さんで買ってきたやつなんで」

と、美味しいフルーツタルトをいただき、

美味しくいただいているそばから、

今度は、ほど良い苦みのアイスコーヒーがでて来たと思ったら

「これは、葛です。さんくらんぼのやつとリンゴどちらがいいですか?」

ということで、さくらんぼの方をいただき、

「井戸水を汲んできた水でさっきの豆と違う珈琲を淹れますね。

氷もその井戸水からつくってますから」

珈琲を淹れていただいている間、カウンター脇の

庭を眺めることができるベンチに座って、

ベンチを味わっていました。

ベンチの脇に掃き出しの大きな窓があるんですが、

その窓から手入れのされた可愛い庭を感じることができて

とても良い空間になっていました。

もの凄く美味しいベンチでした。

庭を眺めるベンチ

ベンチを味わう

そして、淹れて戴いた美味しいアイスコーヒーをいただき、

やっと重い腰を上げて、ちょっとだけ点検して、

微妙な建具の調整をするということを議事録に書いて、

「どうぞ、どうぞ」

ということで、また腰かけて美味しいお茶をいただき、

気がついてみれば、6時間くらいお邪魔していました。

なにをしに行ったんでしょうか。笑

ごちそうさまでした!!!






ちはら台の家」築19年のフルリノベーション
~家具がつくる暮らし~

千葉県市原市ちはら台
家族構成  夫婦+ワンコ
延べ面積  124.85㎡(37.69坪)
構造・規模 軽量鉄骨造 2階建+ロフト

設計監理 野口修アーキテクツアトリエ
tel 043-254-9997

ご相談、お問い合わせはコチラよりお願い致します。

 

Posted on 2016-06-26
建て主、生垣をつくる

ブログでお伝えはしていませんでしたが、

「四街道の家」は、3月末に引渡をしていました。


昨日、3カ月点検と、ポストと表札、ソファーの打合せで伺ってきました。

四街道の家201606外観

生垣の骨組みが、ほぼ出来あがっていました。

設計当初より、境界線上の塀は、建て主さんがご自分でつくる

ということになっていました。

しかし、上手につくるもんですね~。

この竹の骨組みに植物を絡ませて生垣ができあがります。

生垣を通過するときに、風が植物の水蒸気で一旦冷やされ、

自然を利用した冷房になります。

また、植物はしなやかなので、強い風が吹いても壊れませんし、

地震が起きても、ブロック塀の様に倒れて人に危害を加えたり、

道路を塞いだりしません。

そして、緑被率や緑視率をあげて、まちなみ向上や環境負荷低減に貢献します。


内部も、置き家具なども配置され、建て主らしい空間になっていました。

また後日、撮影をさせていただき、その後ホームページでアップします。

ダイニングスペースのすぐ脇に設けた“小さなスタディスペース”で

今年から小学生になったお子さんが勉強していました。

四街道の家201606スタディスペース

予定通りちゃんとスペースを使ってくれていて、良かったです。


いろいろとお話をお聴きした中で、あー、つくって良かったなぁって

思ったのは、

「お風呂に入って、子供と空を見上げて、星や月を見るんです。

星が見えるね~とか、月が見えるね~って

子供と話しながら入れるのが凄く良いです」

って、ご主人が仰ったときの顔がとても印象に残りました。

この家のお風呂にも坪庭を付けているんですが、

当初は、上からのぞかれないように坪庭にパーゴラを

つけようとしていたんですが、ご主人が、空を見ることが

できなくなるので、取り合えず、いまはパーゴラ無しにして下さい

ということで、空が見える坪庭にしたのでした。これが良かったですね。

それと、奥さんのお話で、

「いまは、夫婦の寝室で家族4人で寝てるんですけど、

窓から月や星が見えて、“ほら、見えるよ”って子供に言って、

窓際に布団をズラして、月や星を見ながら寝るんです」

というエピソードを聞いて、これも、凄くいいなぁって

思いました。

凄く豊かな暮らしをしてくれてるんだなぁ、

家族での暮らしを楽しんでくれてるんだと

思って、この家をつくって本当に良かったと

つくづく思った一日でした。






「四街道の家」


四街道の家

千葉県四街道市

構造規模:木造2階建て

家族構成:夫婦+子供2人

 

Posted on 2016-06-25
ひとおり、ひとおり

外観2W

今日の“ほぼ日”に触発されて。

「おゆみ野の家」の外壁は、“一文字葺き”というつくり方の板金仕上です。

外壁板金サンプル1

実際につくる前に、こうやってサンプルをつくって、

重ね方や、一枚一枚の大きさのバランスを確認しつつ、

作業性や材料の無駄がで無いかを確認したんです。

image

更に、とくに、つくり方が難しい部分の角(出隅)のサンプルもつくって、

折り曲げたとき、どこまでエッジを出せるか?

または、逆にエッジを効かせすぎずに柔らかさを出せるか?

を検討しました。

既製品を使えば、一枚で折り曲げることなく、

角で板金の板同士をかしめて、エッジを効かせる仕上りがつくれるのですが、

「おゆみ野の家」では、既製品を使うこと無く、

一枚一枚を手で切り出し、接合部も角の板も人の手で

つくったり、折り曲げたりしています。

板金屋さんの叩き

なので、角の部分は、板金という堅い素材なのに、

柔らかさを併せ持った表情にできています。

吊子を手づくり

外壁の板金の板、一つ一つを留めていく部品を“吊子(つりこ)”というんですが、

それも、こうして、一つ一つ、手でつくっています。

板金道具

こうして、部品を一つ一つ手でつくって行き、そして今度は

その部品を一つ一つ、これまた手で付けていきます。

外壁板金割付確認

ルーフバルコニー外壁板金工事

なにしろ、全部手づくりで、なかなか仕事が進みません。

もの凄く、効率は悪いです。

板金屋さんも、監督も、私も、効率よりも

ひとつひとつ、しっかりと手でつくることを

大事に考えていました。

それを大事にすることを前提に「もっと効率よく出来ないか?」

って考えていました。

なかなか、効率よくいきませんでした。

そして、出来あがった外壁は、もの凄い密度で、

しかも、手仕事の良いゆらぎみたいなものが出ていて

堅いのに柔らかいという矛盾がうまく出ているように思います。

雨水利用W

外観1W

外観2W

この仕事も、完成させることが目的の一つであることは間違いありませんが、

それと同じか、それ以上に一つ一つ手でつくり、ひとつひとつ手で付けていく

という過程も、「つくりたい」という気持ちがあって、それが大切な目的に

なっていると思います。

これからも、「つくりたい」気持を大事にやっていきたいと思います。






おゆみ野の家

千葉県千葉市緑区
家族構成  夫婦+子供2人
構造・規模 木造2階建(120.28㎡/36.38坪)

設計監理 野口修アーキテクツアトリエ
tel 043-254-9997

 

Posted on 2016-06-18

ポーチの植栽

今日は「おゆみ野の家」に点検で伺ってきました。

上の写真は、ポーチの植栽です。

今日は、私たちのほか、植栽をお願いした、アトリエたねの島田さんにも

来て戴いて、現在の植栽の様子を見て戴き、手入れの方法などもお聴きしました。

冬に見た植栽は「枯れてるのかな?」と思うほど元気がなくて

心配していたんですが、今日伺ったら、凄くみんな元気で、ホッとしました。

アプローチの植栽

アオハダも元気で、下草は冬には茶色くなっていたんですが、

写真の通り、青々として元気いっぱいです。

2階の庭でもあるルーフバルコニーに置いた鉢植えの手入れの仕方を

島田さんに実演して戴きました。

アトリエたねさんの手入れ

無造作にやっているように見えて、結構、難しそうでした。

でも、間違っても良いから、自分で手入れをしていくうちに

やり方がわかってくるようですので、

まずは、手入れを自分でしてみることが大事なようです。

梅雨の晴れ間で、ルーフバルコニーから日差しが入ってきて、

寝室の壁を照らしていました。

寝室仏壇

この自然光の感じが良くて、思わず撮ってしまいました。

別にどうってことない写真ですが、実際の光は、とても綺麗でした。


外気温が35℃でしたが、室内はとても涼しくて、扇風機1台で十分でした。

もちろん、窓を開けて風を通していたんですが、ときおり気持の良い風が

抜けていき、さわやかな感じを与えてくれていました。

点検の方はと言えば、とくに大きな問題も無く、

建具の調整など、日を改めて工務店さんに直して戴くことになりました。






おゆみ野の家

千葉県千葉市緑区
家族構成  夫婦+子供2人
構造・規模 木造2階建(120.28㎡/36.38坪)

設計監理 野口修アーキテクツアトリエ
tel 043-254-9997

 

Posted on 2016-06-17
先端の図面

軒先納まり

“先端の図面”と言っても、最先端のカッコイイ図面ということではなくて、

“屋根の”先端の図面と言うことです。

先日、工事請負契約を終えて、これから着工する「白子の家」の

軒先、つまり“屋根の先端”の図面を描いています。

私にとって、屋根の先端がどうなるかは重要で、つくりかたによって

その家の印象が変わってしまう部分だと思っています。

かといって、見た感じだけ優先出来るわけでも無く、

屋根内部の通気や屋根の断熱、そしてコストとの関係も

考慮しつつ、出来る限り苦労の跡を感じさせない、

何事も無く納まっているように見えるつくり方を目指して

図面を描いています。

“描いています”といってますが、自分では描いているつもりはありません。

まさに“つくっている”感覚です。

しかし、仕事は全く進みません、、、。

屋根の先端の図面ですから、ほんの端っこの一部分をつくっただけに過ぎません。

床や壁、天井の図面、いわゆる平面図や展開図、天井伏図は、

全体の図面なので、屋根の先端と比べたらもの凄く、仕事が進んだことになります。

なので、屋根の先端の図面なんて描かない方が仕事の効率も良いですし、

同じ設計料をもらってるんなら、描かない方が、儲かります。笑

でも、描かずにはいられないんです。

描いて検討した方が良くなるのを知ってますし、

大工や職人だって、段取りし易くなりますから。

なにより、自分が描いておきたいと思ってるからです。

それは“図面を描くのが好き”って言うのとちょっと違って、

いや、嫌いじゃないんですが、

描くことで、つくる前にどうなるかを知ることができるからなんです。

描かない場合は、その工事が始まるときに現場に行って、

大工や職人と一緒にそのときに、その場で検討することになります。

それじゃ、ちょっと消極的だと思うんです。

あらかじめ図面を描いておいて「私はこうやってつくる」という

考えを示しておいて、それをその工事が始まるずっと前から

大工や職人が見ていて、その上で、その工事が始まるときに

現場で一緒に検討するからこそ、もっと良い案が出てくるというものです。

それこそが、現場監理の大切なことの一つだと思っています。

図面で描いたものより良い案が出て来なくとも、

図面で描いた案が一番良いということですし、

図面以下になることはほぼ無いです。

そういうことを踏まえて、いまも、明日も、これから先も

図面を描いていきたいと思っています。

 

Posted on 2016-06-16
課題発表

今年の二級建築士設計製図の課題が発表されました。

今日は、これから発表後初めての授業があります。

今年の課題は、

「景勝地に建つ土間スペースのある週末住宅(木造2階建て)」

です。

南東外観
※写真は、イメージです。

このテーマだと、どんな週末住宅でも考えられちゃいますね。

屋外スペースの条件次第で、設計の内容が大きく変わる可能性があります。

なので、もし、試験問題の中で計画を左右する様な屋外スペースを

要求するようなら、課題を発表するとき、その屋外スペースが何であるか?

一緒に発表すべきだと考えます。

いずれにしても、難易度の高い試験になりそうですね。

だからこそ、作図のスピードと精度が重要になってきます。

頑張って行きましょう!!!

 

Posted on 2016-06-11
工事請負契約

南房総市で進めております「白子の家」が、

本日、工事請負契約を結びました。

建て主さんと工務店さんに、ご協力して戴き

困難な(笑)予算調整も無事終了し、

めでたく、工事請負契約ができました!!

建て主さん、工務店さん、ありがとうございました!!

そして、これからも、よろしくお願い致します!!


契約が無事終わり、その後、工務店さんの事務所の後ろにある下小屋へ。

下小屋見学

ご家族で、下小屋を見学して戴きました。

「白子の家」も、ここで材料が刻まれます。

下小屋には、もうすぐ上棟を迎える住宅の梁や垂木が

綺麗に手刻みされて並べられていました。

桁小口

垂木仕口1

垂木仕口2

いずれも、千葉の木で、天然乾燥されたものです。

「白子の家」も同じく、千葉の木の天然乾燥材を

この下小屋で、大工さんに手刻みしていただきます。

解体が終われば、いよいよ工事開始です!!

楽しみです!!






「白子の家」

千葉県南房総市

家族構成:夫婦+子供2人

構造規模:木造平屋建て(一部ロフト)

設計監理:野口修アーキテクツアトリエ
tel 043-254-9997