2014-11

Posted on 2014-11-20
砕石は必要か?

もうすぐ工事が始まる住宅は、地盤が弱くて

地盤改良が必要になるんですけど、

改良体(主には柱状改良と言って、杭の様な形状のもの)のある部分以外のところ

に、地面を敷き固めるための砕石又は割栗石が必要なのかどうなのか?

を調べていました。

というのも、今回の工事の実施見積で砕石の費用がおよそ10万円掛かっており、

必要無ければ10万円費用が助かるからです。

改良体(柱状改良など)によって、

基礎が支えられている(正しくは、地盤が補強されているということですが)ので、

改良体(柱状改良など)が無い部分に砕石などは必要ないと考えて、

いつもお願いしている構造設計者に聞いたところ、

その場合は、計算上、砕石などは考慮していないということでした。

でも、計算上は必要としてなくても、法的に仕様として砕石などの

設置を求めている可能性があるので、そのことも調べて戴きました。

結果としては、法律でも地盤改良をしたときの改良体(柱状改良など)以外の部分に

砕石などを設置しなければならいという仕様規定はありませんでした。

(※私たちが現時点で調べた結果です。これからもまだ注意深く調べるつもりです)

構造設計者から以下の資料を戴きました。


指針(表紙)

指針(本文・砕石)

この「指針」では、

『敷き込み砂利(砕石のこと)の

効果を取り入れていない(構造的な効果を考えていないという意味だと思う)が、

敷き込み砂利(砕石のこと)を敷設した場合では、構造物の地震時慣性力が

低減されて改良地盤に伝達されることが指摘されている』

とされています。

ただ、この資料では基礎と改良体(柱状改良など)の間にも敷き込み砂利(砕石)が

敷設されていて、この右図からは、その基礎との間の敷き込み砂利(砕石)が

地盤や改良体(柱状改良など)と基礎との縁を切り、地震時慣性力が低減されて

いるのではないかとも読めます。

左図の方は、捨てコンクリートの下に改良体(柱状改良など)が設置され、

改良体(柱状改良など)以外の部分には敷き込み砂利(砕石)は

敷設されていません。

この左図だけで“砕石などを設置しなくてもよい”と判断するのは、

早計だとは思いますが、

これをベースに今後も、もっと調べて行こうと思いました。

もし、おわかりの方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい。

 

Posted on 2014-11-14
2歳です

西船の家20141114


「西船の家」です。

今日は、2年点検で伺ってきました。

特に大きな問題も無く、お住まい戴いているようで良かったです。

はじめて逢った時は1歳にも満たなかった女の子が

もうすぐ5歳になるということで、驚きです。

時間が経つのは早いですね。

お引渡し後に生まれた1歳半の女の子も、元気で活発に育ってました。笑




この敷地の主である大きな桜の木が、綺麗な緑の葉を茂らせて

気持の良いアプローチ空間をつくっていました。

「西船の家」も、すっかりこの土地に馴染んだように感じました。






西船の家
千葉県船橋市

家族構成:夫婦+子供2人
構造規模:木造2階建+ロフト
延べ面積:108.89㎡(32.87坪)※ロフト含まず
設計監理:野口修アーキテクツアトリエ
     tel 043-254-9997

 

Posted on 2014-11-09
3歳です

三山の家20141109


「三山の家」です。

今日は、デッキの杉床の一部が痛んだということで、

メンテナンスに田中兄弟工務所の覚さんと伺ってきました。

床の痛みは、一部で、後日、覚さんに床板を張り直して戴く

ことになりました。

お引渡しから3年が過ぎ、益々良い空間、良い佇まいになってきたと

感じました!!

この家の完成と(ほぼ)同時に誕生した男の子も、

3歳になり、元気に成長していました。

幸せそうな家族の様子を目にして、

この家をつくることができた喜びをかみしめました。






三山の家
千葉県船橋市

家族構成:夫婦+子供2人
規模:木造2階建+ロフト
延べ面積:92.46㎡(27.91坪)※ロフトは除く

設計監理:野口修アーキテクツアトリエ
     tel 043-254-9997

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Posted on 2014-11-01
図面を描く?

ここ最近は、実施図面を時間に追われながら必死に描いています。汗

その実施図面を描いていると同時に、

設計中の建主さんとの打合せや、

これからご自宅を建てようとお考えの方などとの打合せ、

新しく始まった授業で生徒とのやりとりをしているのですが、

その中で、「図面を描く」ということについて、それがどういうことなのか?

お答えする機会が多くありました。




引込戸図面




一般的に「図面を描く」ということは、

“線を引き、数字(寸法)を記入するということ”という認識だと思いますが、

私にとって「図面を描く」ということは、

単に“線を引き、数字(寸法)を記入するということ”ではないのです。

“線を引い(描い)ている”ということではなくて、

“その場で一度つくってみる”という感覚です。

大工が木材を鋸で切るかの如く、その場で起きるであろうことを

想像しているのです。ただ「想像」では、他人に見せることが

できないので、図面というものにしているということです。

寸法にしても、数字を単に記載しているということでは無くて、

想像した完成形の寸法になる様に数字をつくっていきます。




いろんな間取りや形の家があっても、

細部は似たようなつくりになることが多く、

一棟一棟、細部のつくりを検討する必要が無いと

いうように考えがちですが、

違う2つの家があって、その2つの違う家の中にある、同じようなドアのつくりでも、

実際につくってみると全く違うつくり方であることもしばしばあります。

同じだと思って、実際につくる前に「図面を描く」という、

仮想で一度つくることを省略すると、

その部分の完成度が下がる可能性が大きいです。

更に、「図面を描く」という“仮想で一度つくる”

ことをした上で、実際の現場に行き、実際につくる

ところに立ち会えば、“仮想で一度つくる”で考えた

方法が良かったのか?それとも、今実際に目にしている

状況を踏まえて更に良くする方法は無いか?を

実際の場で判断することが出来やすくなります。




建主さんや、ご相談を下さる方、生徒に

私にとって「図面を描く」ということは、

「住宅(建築)を一度つくってみること」だということを

お伝えしています。

なので、図面を描くともの凄く体力を消耗します。笑

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